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プルオフ式 自動付着性試験機
ポジテストAT-A
HINT!
測定が終わらない or
途中で終わってしまう場合

測定が終わらない or 途中で終わってしまう場合

張力に一定以上の大きな差が生じる瞬間的な破壊(付着破壊・凝集破壊)が生じないと、計測器は破壊が終了していないとみなします。
逆に緩慢に生じる破壊のどこかで大きな差が生じると、操作者の意図とは違うところで停止してしまうこともあります。
以下に代表的な例をご紹介します。

AT-Aではいったん停止するとそこで試験は終了です。
ISO 4624 / JIS K5600-5-7では、「最も弱い部分の境界面の付着破壊か、または最も弱い部分に凝集破壊を起こすのに必要な最小張力で表わす 」と定義されていますので、AT-Aではいったん破壊が生じたと認識した後に試験を継続して行うことは想定されていません。ただし、AT-Mでは、マニュアル装置の性格上さらに試験を継続することが可能ではあります。

  • ドリー
  • 接着剤
  • 塗膜
  • 素地
塗膜と素地との間の付着力が弱すぎる
  • 直径のより大きなドリーを使用してください。
  • 測定誤差はフルスケールの±1%です。測定誤差についてもご注意ください。
ドリーの底面もしくは塗膜上面の接着剤の濡れ性が悪い
  • 十分にドリーを押し付けて接着剤を密着させてください。
  • ドリー底面、塗膜表面の油分や汚れを除去してください。
塗膜をドリー底面に沿ってカットしますが、それが不十分な場合
  • 素地まで達するカットをしてください。
  • なお、ISO/JIS規格では「150μm以下の塗膜系について、当事者間で協定がある場合、切込みを入れないことも認める」としています。
接着性の弾性が強く伸びがある場合
  • 接着剤を必要以上に塗らないでください。
  • 接着剤の選定を再考してください。
厚膜、発泡性の塗膜、あるいは弾性の強い塗膜であるため、測定中に塗膜の変形が生じる
  • 破壊が終了していないとATAがみなしてしまうことを避けることは難しいです。適正値をご自身で読み取ってください。
接着剤のはみ出しが多い場合
  • はみ出した接着剤は綿棒などで硬化が始まらないうちにすみやかに除去してください。
塗膜が弱い張力で凝集破壊を起こす。あるいは発泡体であるなどの理由で徐々に破壊が生じる
  • 破壊が終了していないとATAがみなしてしまうことを避けることは難しいです。適正値をご自身で読み取ってください。
素地が軟らかいあるいは変形しやすい
  • 破壊が終了していないとATAがみなしてしまうことを避けることは難しいです。適正値をご自身で読み取ってください。
ポーラスな基材の穴を埋めるように塗料が浸透して密着している塗膜
  • 破断が連続的に生じる場合、破壊が終了していないとみなして終了しないか、あるいは逆に初期や途中で停止してしまいます。これを避けるのは困難ですので、適正値をご自身で読み取ってください。
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