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鉄素地用のポジテクタ―6000 Fマイクロプローブシリーズは、最大1,150μmの膜厚を測定する3つのゲージ(先端角度:ストレート、90°、45°)で構成されています。通常直径φ2mmのワイヤ上の塗膜まで測定が可能です。
先端がストレートのKH-F0Sで小さい径の測定対象物を測定する際には、V溝付きクイックリリースアダプターが最適な測定角度を確保し、鉄素地用のFマイクロプローブを定圧プローブに変身させ、最良の測定条件を確保します。マイクロプローブをプローブ固定スタンドに取り付けて、位置決めを確実にすることで、繰り返し精度をさらに向上させることもできます。
また、手の届きにくい場所での測定用に、45°と90°のマイクロプローブも用意されています。
3種類のポジテクター6000 Nマイクロプローブは、直径が鉄素地用よりはやや大きい非鉄金属素地上のワイヤの測定用に用いられます。
測定方法は簡単です。 ポジテクタ―に校正調整と呼ばれる塗装していないワイヤー上でゼロ点調整を行います。 その後は、塗装された同じ特性(素材、直径などが同一)のワイヤで、正確で再現性のある測定を行うことができます。 測定にかかる時間と手間を省くために、アドバンス本体には校正調整条件をバッチごとに保存する機能もあります。これを用いるとワイヤーの直径ごとに1つずつ校正調整条件を保存できます。
ポジテクタ―のアドバンス本体には、このような測定用途に最適な強力な機能がいくつか搭載されています。統計的工程管理のために、測定中に読み取り回数、平均値、標準偏差、最小値と最大値を継続的に表示します。また、Hi/Lo機能により、上限値と下限値を設定することができ、測定値が指定した上限値を超えた場合、音声と画像で作業者に警告を発します。記録保存のために、最大100,000個の測定値を1,000個の異なるバッチに保存でき、将来の分析やダウンロードに役立てることができます。
PosiPen/ポジペン=メカニカル膜厚計は、ポジテクタ―6000に比較するとずっと精度と分解能は劣るものの、細い径の対象物を測定できる特性を備えたコストパフォーマンスの高い第2の候補です。ポジペンの特筆すべき特徴の1つとして、プローブの損傷を受けることなく、高温の製品に直接当てて測定できるという点もあります。