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鋼製の道路橋のサビ・腐食対策が記載された防食便覧には、粗面化処理の「評価方法としては JIS Z0313素地調整用ブラスト処理面の試験及び評価方法に表面粗さ測定器で測定する方法と、ISO 8503-1で規定されている比較板による方法を対比して評価する方法などがある」と記載されています。
この測定器を用いる方法は、その JIS Z0313 の 7.表面粗さの試験評価 の f) テープ転写方法 の器具及び装置に記載されたものとなります。
なお、使用するレプリカテープは、テステックステープという名称でも知られています。
ISO 8503-5, JIS Z0313 (JIS Z0313-7. f テープ転写方法。 原規格は ISO8503-5)
American Society for Testing and Materials: ASTM D4417
National Association of Corrosion Engineers: NACE SP287, Society for Protective Coatings: SSPC-PA 17, SSPC-SP5, SP6, SP10, SP11-87T
RTR-3Dは上記の一連の規格に加えて、The American Society of Mechanical Engineers※: ASME B46
アメリカ機械学会:米国の機械工学学会および職能団体で、世界でも最も古くから規格策定を行ってきた組織の1つと言われる。約600種類の基準と規格を持つ。
製品コード | KH-PRB-RTR-H (PRBRTRH) |
KH-PRB-RTR-3D (PRBRTR3D) |
|
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測定範囲 (H) | ピーク高さ | 20~115μm | 20~115μm |
測定範囲 (Rt) | 粗さ曲線の最大断面高さ | ー | 10~115μm |
最小粗さ (Ra) | ー | 2μm | |
最小粗さ (Ra) | ー | 2μm | |
精度 (H) | ±5μm | ±5μm | |
精度 (Rt)※ | ー | ±(5μm+5%) | |
精度 (Ra)※ | ー | ±(0.25μm+5%) | |
テープをはさむ圧力 | 1.1N | 1.1N | |
テープをはさむ面積 | φ6.3mm | φ6.25mm | |
視野 | ー | 3.8×3.8mm | |
側面サンプリング | ー | 3.7μm | |
垂直方向の分解能 | ー | 100nm 2D/3D | |
分解能 | 1μm | 0.1μm |
レプリカテープXコース使用時
2Dパラメータ | 3Dパラメータ |
---|---|
Ra:算術平均粗さ | H:最大peak-to-valleyの平均 |
Rq:二乗平均平方根粗さ | Sa:平均粗さ |
Rp:最大山高さ | Sq:二乗平均平方根粗さ |
Rv:最大谷深さ | Sz:最大高さ粗さ※ |
Rt:最大断面高さ | Sp:最大山高さ |
Rz:最大高さ粗さ※ | Sv:最大谷深さ |
Rpc:単位長さ当りピーク数 | Spd:単位面積当たりのピーク密度 |
Rz:山高さの最大値と谷深さの最大値の和 (JIS-1994ではRyと表記されていました)
Rzjisは日本独自の規格で十点平均粗さ。
JIS B 0601:2001で最大高さ粗さを表すパラメータがRmaxからRzに変更になり、十点平均粗さを表していたRzがRzjisに変更になりました。