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テストチャート(隠ぺい率試験紙など) Q & A

Q1:JIS K5600-4-1/ISO 6504-3では隠ぺい率試験紙の白部の分光光度計による三刺激値Yは80±2と規定されています。これは真っ白とは違うのでしょうか?

Y反射率80±2の白い部分は、私たちが日常目にする蛍光剤などの Optical brightenersを含有する白色と比較すると、わずかに黄色みがかって見えることがある白になります。
蛍光剤などの Optical brightenersには 青色色素である蛍光増白剤を含んでいます。青色色素は、実際に白色でなくても、シートがより白色であるかのような印象を与えることができます。

Q2:白部の分光光度計による三刺激値Yのわずかな違いが試験結果に影響を及ぼすことがありますか?

人の目は色の変化にたいへん敏感であるため、Y値のわずか数ポイントの違いも認識することができます。しかし、不透明で隠ぺい性の高い塗料や化粧品をテストチャートに塗布した場合では、一般的にはチャート紙のY値のわずかな違いは色評価に影響しないはずです。

Q3:白部の分光光度計による三刺激値YのJIS/ISOによる規定値は80±2ですが、それより高い値のチャート紙はありますか?

Lenetaは、蛍光増白剤を使用せずに高い白色度を実現したシールドタイプのチャート紙を既に提供しています。これらのチャートのY反射率は約86~87で、通常の生産品のY反射率が約81~84であるのに比べ、より高い白色度を実現しています。ただし、これらの高白色度チャートはいずれも光沢のあるトップコートを使用したシールドタイプに限定されます。

Q4:蛍光剤などの Optical brightenersを含有する白色部は、試験評価に影響を与える可能性がありますか?

発光物質や蛍光増白剤を含むチャート紙は、隠ぺい性のある塗料・材料の視覚または測定器による色評価を行う際に、誤った結果を引き起こす可能性があります。

Q5:化粧品業界などで、白部がとにかくピュアな白のものが欲しい場合はどのタイプが推奨されますか?

純白などで、光沢を抑えたチャート紙を希望される場合には、KL-N2A-3(アンシールドタイプ) や KL-3NT-35(マット仕上げのコートブックインクテストシート)をお勧めします。KL-N2A-3は蛍光増白剤を含まず、KL-3NT-35は蛍光増白剤を含んでいます。

KL-N2A3
KL-N2A3

白黒のアンシールドタイプのテストチャートです。
上部は黒、下部は白で、全体の寸法は140 x 254 mmです。
このチャートは、黒色部分の光沢をKL-N2A-2より低く抑えたモデルです。

KL-3NT-35
KL-3NT-35

蛍光増泊剤を用いた白部です。
コート紙ですが、光沢が抑えられたマット仕上げになっています。
サイズは127 x 194 mmです。

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