TQC/GARDCO ギャップ調整用マイクロメーター付フィルムアプリケーター
準拠規格
ASTM D823
ギャップと膜厚の関係について
アプリケーターの移動速度やコーティング材の流れ性にもよりますが、物理的な要因によりアプリケーターのすき間ギャップとウェット膜厚は一致しません。多くの場合ウェット膜厚はギャップのクリアランスの40~80%になります。
一般的に乾燥膜厚は溶剤や水分の蒸発等によりウェット膜厚よりさらに薄くなります。
特徴
- ● マイクロメーターで高さを調整できるステンレス製ブレードとアルミフレームおよびクローム製ボルトと円筒でできています。
- ● ブレード部は分離でき、簡単にきれいにできます。
- ● 故障の原因やサビを生じるようなバネは使用されていません。
- ◆
ギャップ調整のための可動部があるため、一体型構造が可能なギャップ固定型よりどうしても精度は劣ります。
精度の高い塗工が求められる場合には、本モデルは適切なギャップをさぐるために使用していただき、正式な塗工は調整機能の無いアプリケーターで実施されることをお勧めします。本アナログ式のマイクロメーター付モデルより、デジタルマイクロメーター付モデルの方が再現性のあるギャップ調整が可能で、調整作業もずっと楽です。ただし、構造的な上記の傾向はどちらも避けられませんのでご了承ください。
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高機能&多機能のマルチアプリケーターの登場により
ギャップの調整精度に難のあるアナログモデルのご紹介は終了いたしました。
2019年4月
モデル名称 | ギャップμm | 塗り幅 | 商品コードNo. |
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ギャップ調整用マイクロメーター付フィルムアプリケーター |
0~6,000μm※1 | 75mm | KT-LD3570 |
100mm | KT-LD3571 | ||
150mm | KT-LD3573 | ||
200mm | KT-LD3572 |
※1. マイクロメーターの目盛は10μm刻みになっています(分解能10μm)。
校正証明書
購入時に添付 | 別途費用で添付 | |
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校正証明書/Certificate of Calibration | ― | ― |
検査成績書/Certificate of Test | ― | ― |