TQC 全自動フィルムアプリケーター AFAの共通仕様
準拠規格
JIS/ISOにおいて手ではなく自動によるアプリケーターの操作を推奨, ASTM D 823-C
主な仕様
- ● 移動速度:2~500mm/秒(最高速度は滑らかな素地に低~中粘度の一般的塗工材で純正バーコーターを使用した場合)
- ● 移動速度の精度:±1%(設定速度に対する)
- ● 移動長さ:50~400mm
- ● 移動長さの精度:±2mm
- ● 最大テストチャートサイズ:A3 ※
※長さ方向塗工範囲:バーコーターではリフターによりバーが持ちあがるためA3全長より20mmほど手前で塗工が終了します。
※幅方向塗工範囲 :使用するアプリケーターや塗工条件により異なります。 - ● 選択できるフィルムアプリケーターの最大幅:300mm
- ● 選択できるフィルムアプリケーターの最大高さ:55mm
- ● 供給電源:110V、50/60Hz
- ● 消費電力:最大80W
- ● ワイヤーバー長さ:固定部は330mmまで、スパイラル部分は最大300mm(推奨は250mm)
- ● ワイヤーバー直径:固定部で10mm
- ● 表示部大きさ:35×95mm
- ● 表示部解像度:192×64ピクセル
- ● プリセット速度メモリー:12種
- ● プリセット移動長メモリー:3種
- ● 言語:英語(独語、仏語、伊語も可)
- ● 装置の大きさ:D650×W350×H240mm
- ● NETT重量:31kg
- ● 出荷時の重量(梱包を含む):約37kg
各部の名称と基本操作手順 (イラスト例はガラスプレート専用モデル)
- <運転・動作手順>
- ① 走行条件をプリセットから簡単に選ぶか、もしくは1mm単位で設定します。
- ② 用紙サイズを選択します。
- ③ アプリケーターの種類を設定します。
- ④ インク・塗料をアプリケーターの手前に供給します。
- ⑤ バーコーターの場合は⑨でバーコーターを固定します。
- ⑥ 走行開始を指示します。
ガラス底板ではチャート紙をクランプ機能が固定します。
バキューム底板ではバキュームがONされてチャート紙を吸引固定します。 - ⑦ 走行の終了点でアプリケーターを押していた⑦が停止しスタート位置に戻り待機します。
バーコーターの場合はバーが⑩の受けに乗りそこに残された状態で⑦と⑨だけがスタート位置に戻ります。