TQC Sheen スプリング荷重式ひっかき硬度試験器 HT-Pro
準拠規格
DIN 55656, ISO 22557, Bosch, Opel, Volvo 社内規格など
特徴
HTプロはスプリング荷重式ひっかき硬度試験器 (Hardness Test) KT-SP0010のプロ仕様モデルです
ベヤリングホイールのより以下の効果が得られます。
- ①押し当て圧の一定化
- ②押し当て角度のふらつきの抑制
- ③傷つけの抑止※
※手で押し当てると力を入れすぎて先端チップが引っ込んでもなお強い力が加わり試験器のエッジで塗膜面をこすってしまうことがあります。ホイールにより塗膜面との距離が一定化されるためエッジによるこすりが抑制されます。
- ◆タングステンカーバード製の先端チップをスプリングによりお客様が設定した荷重で塗膜面に押し当てます。
荷重が一定化されるので、簡便でありながら鉛筆式より安定した結果が期待できるものとして、ヨーロッパの自動車メーカー・部品メーカーを中心に採用が広がっています。また、下図の検査例のように曲面への適用も可能です。
なお、JIS化はされておりません。
ホイールユニットはとりはずし可能で、ホイール無しの単体としても使用できます
使い方
- 荷重範囲からスプリングを選択します。
- 目盛は使用したスプリングの識別色(黒、青、赤)に応じて該当する色のものを使用して読み取ってください。
- 黒いスライダーに取り付けられた赤いノブを緩めて、使用したい荷重位置にスライダーを移動し、その位置で赤いノブを締め付けて固定します。
- 塗膜に対して硬度計を垂直に当て、先端チップに適切な荷重がかかるようにホルダーを押し当てます。
- 塗膜上を1秒間で少なくても10mm以上そのまま硬度計を移動させます。
- 目視でキズの有無を確認します。
KT-SP0010もHT-Proも押し付け力の異なる3種のスプリングと交換できます
仕様の概略
- 材質
本体: アルマイト処理アルミニウム、先端チップ: タングステンカーバイド - スプリング
以下の3本のスプリングが標準で付属します。
黒色: 0~3N(300g)用 目盛単位10g刻み
青色: 0~10N(1kg)用 目盛単位50g刻み
赤色: 0~30N(3kg)用 目盛単位150g刻み - 先端チップ径
φ1mm
KT-SP0010もHT-Proも押し付け力の異なる3種のスプリングと交換できます
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モデル名称 | 仕様・内容 | 商品コードNo. |
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TQC Sheen スプリング荷重式ひっかき硬度試験器 HT-Pro | ISO 4586-2準拠 | KT-SP0015 |
大きさと重さ:(L)175×(H)160mm、約365g
セットの内容
- 本体
- 取っ手付ホイールユニット
- スプリング3種
- ハードケース
オプション先端チップ
モデル名称 | 付記 | 商品コードNo. |
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φ0.5mm、R0.25mm | Opel, Volvo採用規格 | KT-SP0012 |
φ0.75mm、R0.375mm | Bosch, Volvo採用規格 | KT-SP0013 |
φ1.0mm、R0.25mm | ISO1518準用、Volvo採用規格 | KT-SP0014 |
校正証明書
購入時に添付 | 別途費用で添付 | |
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校正証明書/Certificate of Calibration | ― | ― |
検査成績書/Certificate of Test | ― | ― |