- ▼ご採用・ご愛用をいただきまことにありがとうございます。
このページは、『 校正証明書・検査成績書のご案内』です。
●一般には校正対象機器とはみなされていません
まれではありますが研究機関等よりご要望があることがあります。このため出荷時に校正証明書をお付けすることになりましたが、一般には校正対象機器とはみなされていません。
新品購入時に添付される校正証明書は無償ですが、発行日はメーカーのロット検査日となります(納入日ではありませんのでご了承ください)。
新品購入時に添付される校正証明書は、1枚の英文のCalibration Certificateのみです。
ISOではこの1枚のみで証明書は有効であるとの見解を取っています。
主に日本の慣習であるいわゆる「3点セット」は付属しません。
- ◆管理された精度の高い平面を持つ人口大理石の上にアプリケーターをのせて、ギャップを測定します。
●校正証明書の更新は可能です
一般には校正対象機器とはみなされていませんが、再発行は可能です。
ISO TC35(塗料およびワニス)の検討委員は以下のコメントをしています。
「校正証明書を発行するためのギャップ検査を行なうことはあまり有効な方法だとは考えられていません。実際に操作した結果得られる塗膜や膜厚は、塗工液の性状やアプリケーターを引く速度あるいは引く途中の速度の変化さらには接液部の形状に大きく影響を受けます。これらの要因により複合的に決まるものですので、ギャップの精度ばかりを問題にするのはあまり有効な管理方法であるとは言えないでしょう。」