はじめにお読みください ▼
1. メーカー指定校正期間
1年に1回です。
2. 校正検査の流れ
(1) メーカー校正の場合
3. 発行する書類の違い
(1) メーカー校正の場合
英文の Calibration Certificate のみの発行
(2) ISO17025認定機関による校正の場合
ISO17025認定機関の名前による英文の Calibration Certificate の発行
4. よくあるご質問
- Q1: メーカー校正の場合、発行される書類はなぜ Calibration Certificate(校正証明書)の1通のみなのですか?
- 検査成績書に相当する内容は Calibration Certificate に記載されてます。トレーサビリティ体系図の作成は日本独特の慣習と言われていて、ISOに必要な要件にはなっていません。
本文中に国家基準にトレーサブルである旨の宣言が記載されています。
発行される Calibration Certificate のサンプルは右のボタンをクリックしていただくとPDF版でご覧いただくことができます。» Calibration Certificateのサンプルを見る
- Q2: 校正検査で不合格となった場合、研磨により修正してもらうことは可能ですか?
- 粒ゲージがたいへん高価であった時代は研磨が行われていたこともあったようですが、現在研磨は行っていません。理由は以下の2つです。
① 自動による量産効果のため、粒ゲージ自体の価格が大きく下がり、研磨費用が見合わなくなりました。
② 研磨すると平滑性は回復しますが、その分溝の深さが目盛りの刻印に対してズレてしまいます。
- Q3: 不合格品はどのように取り扱われることになりますか?
- 不合格となった旨をお客様にご案内いたします。その際に返送をご希望になられるご指示のない場合、自動的にメーカーにて廃棄をさせていただきます。
- Q4: 校正検査で不合格となった場合、費用は発生しますか?
- 発生します。そのままメーカー廃棄の場合で¥10,000(税別本体価格)の費用がかかります。
ただし、3営業日以内に交換品の粒ゲージのご注文をいただいた場合には、費用はかかりません。
なお、不合格品を廃棄せず返送をご希望になられた場合には、校正証明書発行費用全額がかかります。
- Q5: スクレーパー交換セットとは何ですか?
- スクレーパーは粒ゲージ本体に比較して、摩耗が早く消耗品となります。JISでは、『もし不十分な接触が認められたら,そのスクレーパーは廃棄する』と記載されています。
スクレーパーはJISの指定内容に沿ってご自身で異常の無いことを定期的にご確認いただくジグですが、せっかく粒ゲージ本体の精度確認をされるわけですので、その機会にスクレーパーも精度を保つために交換されることを推奨させていただいています。そのためお得なセット価格をご用意いたしました。
5. 費用について
お客様→COTECへの検査対象製品の送付につきましてはお客様ご負担でお願いいたします。
内容 | メーカー校正/国内校正 | 発行される書類 | 費用(税別本体) |
---|---|---|---|
校正証明書発行費用 | メーカー校正 | Calibration Certificate(英文) | ¥62,000 |
校正証明書発行+スクレーパー交換セット費用 | メーカー校正 | Calibration Certificate(英文) | ご相談ください |
※スクレーパーは単体でご用命いただいた場合には¥20,000(税別本体)となります。
※特注品の場合の校正費用は別途お問い合わせください。