はじめにお読みください ▼
1. メーカー指定校正期間
1年に1回です。
2. 校正検査の流れ
(1) メーカー校正の場合
(2) 精度確認検査の場合
校正期限前だけど精度に不安がある…証明書の発行は必要ないけど精度確認はしておきたい…という場合などにお気軽にご利用ください
3. 発行する書類の違い
(1) メーカー校正の場合
英文の Calibration Certificate のみの発行
(2) 精度確認検査の場合
簡易検査報告書(トレーサブルであることの宣言は含まれませんのでISOの要件は満たしません)
4. よくあるご質問
- Q1: メーカー校正の場合、発行される書類はなぜ Calibration Certificate(校正証明書)の1通のみなのですか?
- 検査成績書に相当する内容は Calibration Certificate に記載されてます。トレーサビリティ体系図の作成は日本独特の慣習と言われていて、ISOに必要な要件にはなっていません。
本文中に国家基準にトレーサブルである旨の宣言が記載されています。
発行される Calibration Certificate のサンプルは右のボタンをクリックしていただくとPDF版でご覧いただくことができます。» Calibration Certificateのサンプルを見る
- Q2: どうして校正検査をするとフォイルは新しいものと交換されるのですか?
- JIS/ISOでは標準片(フォイルもしくはシムと呼ばれる厚みが既知のプラスチック片)は「公的に認定された標準に基づく指定値」であることが求められるため、国内校正では国家認証標準に繋がる方法で厚みが検査されたプラスチック片を用いていますが、特にJIS/ISOではフォイルは、「きずが付きやすくそのためしばしば交換しなければならない」とされているため、校正検査時にフォイルは更新しています。
- Q3: メーカー校正と国内校正の違いは何ですか?
- どちらも国家標準にトレーサブルな方法で校正検査を行っていますので、信頼性において違いはありません。
ただし、特にJIS/ISOでは標準片(フォイルもしくはシムと呼ばれる厚みが既知のプラスチック片)は「公的に認定された標準に基づく指定値」であることが求められるため、国内校正では国家認証標準に繋がる方法で厚みが検査されたプラスチック片を用いています。
- Q4: どうして「精度確認検査」という制度があるのですか?
- プローブの先端は繰り返し対象素地や塗膜面に押し当てられ摩耗が生じ、これが精度の低下を招く最大の原因となっています。精度の低下が疑われる場合には、精度確認検査をお受けになられることをお勧めします。
- Q5: 修理の流れをもう少し詳しく聞かせてください。
- 故障と判定された場合、メーカーより当社を通じて見積書が提出されます。お客様のご承認を得て修理作業に着手します。
- Q6: 修理をしない場合も費用はかかりますか?
- 基本料がかかります。詳細は » 修理に関するページ をご覧ください。
- Q7: 修理見積が提示されてから、修理をするかしないかの返答までの期限はありますか?
- 7日以内にご回答ください。メーカーでは不具合箇所の特定のためある程度分解した状態でお待ちすることになります。そのため長期の保管はできません。
- Q8: 修理の返答期限を過ぎたらどうなりますか?
- 7日を経過すると1日あたり¥3,000の保管料がかかりますが、最大7日まで追加で保管いたします。見積提示より14日が過ぎますと自動的にメーカー処分となりますのでご了承ください。
5. 費用について
お客様→COTECへの検査対象製品の送付につきましてはお客様ご負担でお願いいたします。
項目 | 内容 | 発行される書類 | 費用(税別本体) |
---|---|---|---|
校正証明書発行費用 | メーカー校正 | Calibration Certificate(英文) | ¥35,200 |
精度確認検査 | 国内検査 | 検査報告書 | ¥8,000 |
オプション:特急指定料金 (※お受けできない場合もございます) |
メーカー校正、精度確認検査が対象 | - | ¥10,000 |
校正証明書・検査成績書[校正書参考翻訳書類] | メーカー校正書類を元に 弊社にて和訳参考書類を作成 |
校正書参考翻訳書類 | ¥2,500 |
トレーサビリティ体系図 | 弊社にて作成 | トレーサビリティ体系図 | ¥1,500 |
校正証明書・検査成績書[校正書参考翻訳書類] +トレーサビリティ体系図 |
各上記載の対応にて | 校正書参考翻訳書類 +トレーサビリティ体系図 |
¥3,000 |