平らな面の粉体層を測定してみる
プローブに表示される距離インジケーターを手掛かりにプローブ先端を粉体層から20mm程度に近づけます。適正な距離になると自動的に測定し結果が表示されます。
測定時のコツとしては、プローブ先端を粉体層に徐々に近づけるのではなく、最初に10mm程度まで近づけておいて、徐々に離すようにすると適正な位置が得られやすいようです。
トライ1 平板上の粉体層 | パウダーチェック 表示値 |
実際の膜厚 | 誤差 |
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一般的な粉体塗料 | 89.2μm | 91.1μm | -2.1% |
平均粒径約30μmの微粉体 | 70.6μm | 75.4μm | -6.8% |
トライ2 平板上の粉体層 | パウダーチェック 表示値 |
実際の膜厚 | 誤差 |
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一般的な粉体塗料 | 48.6μm | 47.7μm | -1.9% |
平均粒径約30μmの微粉体 | 47.6μm | 49.3μm | -3.6% |
測定結果は5回測定による平均値です。「実際の膜厚」は加熱硬化後に通常の電磁/渦電流式デジタル膜厚計(接触タイプ)で測定したものです。
使用した機種は旧モデルです。測定方式や精度は同じですが、新モデルの方が素早い計測を実現しています。
天面が平らな小さな突起を測定してみる
トライ3 天面20×20mm | パウダーチェック 表示値 |
実際の膜厚 | 誤差 |
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一般的な粉体塗料 | 51.7μm | 41.4μm | +20% |
トライ4 天面10×10mm | パウダーチェック 表示値 |
実際の膜厚 | 誤差 |
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一般的な粉体塗料 | 42.0μm | 52.2μm | -24% |
測定結果は5回測定による平均値です。「実際の膜厚」は加熱硬化後に通常の電磁/渦電流式デジタル膜厚計(接触タイプ)で測定したものです。
使用した機種は旧モデルです。測定方式や精度は同じですが、新モデルの方が素早い計測を実現しています。
天面が曲面の部分を測定してみる
トライ5 φ10mm半球状凸 | パウダーチェック 表示値 |
実際の膜厚 | 誤差 |
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一般的な粉体塗料 | 67.6μm | 118μm | -70% |
トライ6 φ4mm円柱 | パウダーチェック 表示値 |
実際の膜厚 | 誤差 |
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一般的な粉体塗料 | 70.4μm | 121μm | -72% |
トライ7 φ13mm円柱 | パウダーチェック 表示値 |
実際の膜厚 | 誤差 |
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一般的な粉体塗料 | 67.4μm | 91.1μm | -35% |
測定結果は5回測定による平均値です。「実際の膜厚」は加熱硬化後に通常の電磁/渦電流式デジタル膜厚計(接触タイプ)で測定したものです。
使用した機種は旧モデルです。測定方式や精度は同じですが、新モデルの方が素早い計測を実現しています。