米国デフェルスコ社は、『先進の検査機をミニマム価格でお客様に提供する』ことをミッションとしています。
そのため、デフェルスコは以下の2つのポリシーを一貫して追求しています。
第1は『先進技術を取り入れることによって設計段階で大幅なコストダウンを図る』というデザインポリシーです。
その1つの結実が画期的なユニバーサルボディシステムでしょう。本体は共通で、プローブを交換するだけで電磁式膜厚計、渦電流式膜厚計、超音波多層膜厚計、超音波素材厚み計、ASTMブラスト粗さ計に変身させることができます。その都度本体を買うという今までの常識は過去のものとなりました。
また、先端摩耗の激しい電磁式膜厚計、渦電流式膜厚計のプローブ先端には耐摩耗性に優れるルビーやサファイヤを利用したり、さらに2013年には先端にセラミックス被覆を施し耐熱・耐摩耗の両方を実現したプローブを開発しました。膜厚計の修理や性能劣化の最大の要因は先端摩耗です。膜厚計の維持費が大きく変化しました。
第2は『最小の経費で、最小の価格を実現する』というプライスポリシーです。
お客様にお求めやすい価格で先進の検査機器をお届けするために、価格体系の合理性と流通経費のコンパクト化にこだわって世界各地に検査機器を供給しています。種々の営業活動をサービス化して、それを最終価格に転嫁する日本的な価格体系からすると違和感を覚えられる方もいらっしゃると思います。しかし、デジタル膜厚計などが当たり前の検査機器となった現在、たしかにデフェルスコのプライスポリシーは、最小の価格を実現しています。そのため、日本でも本体価格はミニマムに設定し、お客様がご要望になられるサービスは個別にオプションとして設定しています。例えば、試してみられたいユーザー様には有償と無償の「お試しパック」が設定されています。
DeFelsko Corporation
802 Proctor Avenue,Ogdensburg, NY 13669-2205 USA