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プルオフアドヒージョンテスター ポジテスト New AT-A 試験の手順

準拠規格

JIS K5600-5-7, ISO 4624/16276-1, ASTM D4541-02 TYPEⅤ/D7234

試験の手順

試験規格の概要については次のページでご紹介しています。
» GUIDANCE: 付着性 プルオフ法 どんな試験?

また、ここでご紹介する手順については、次のページにある動画でもわかりやすくご案内しています。
» プルオフアドヒージョンテスターの特徴

接着剤でドリー(試験円筒)を塗膜面に固定してください。
ドリー底面と接着する部分の塗膜面を予めサンドペーパーでこすって酸化層を除去しておくと接着力が得やすくなります。
市販のカッターや付属のラウンドカッター(ドリーカッター)で、ドリー接着面の周囲の塗膜に切込みを入れてください。
ドリー底面が接着されている塗膜とその周囲を切り離すように素地に達する切込みを入れてください。周囲の塗膜との縁切りがされていないと、付着力+塗膜の引きちぎりが付着力値として計測されてしまいます。
試験条件の設定を行ってください。
ドリー径、引っ張り速度、単位(MPa/psi)などの試験条件を設定します。
シリンダー部の確認
上下に動くか確認して、上部のハンドル部を下に推して、シリンダーが下がり切っていることを確認してください。
ドリーにシリンダー部を上からかぶせるようにして、ガチャと固定されるようにします。
このときカップリング部のベアリングボールがドリーの頭下のくびれを押さえ、ドリーが固定された状態になります。
スタートボタンを押してください。
全自動です。計測が終了すると結果が表示されます。

試験をする上でのヒント

●張力を加えると基材(素地)が割れてしまったり、変形してしまったりする場合

  • 基材(素地)が変形したり、割れてしまったりする
    ※厚い基材の場合は難しいです。
  • 基材(素地)をさらに変形しにくい鉄板などに強力に接着すると試験が可能になります。

●試験対象物が小さい場合

シリンダー部の外筒の外径はφ40mmです。
試験対象品は原則としてφ40mm以上の大きさのものが必要となります。
  • φ40mm
  • ドリー
  • 基材(素地)
    φ40mmに満たない大きさ
薄いリング状の円板を使用することで試験が可能になるケースもあります。
  • ※付着力がたいへん強い試験体の場合には難しいです。
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